75歳以上の医療保険料引き上げへ
75歳以上が入る後期高齢者医療で、
厚生労働省が検討する高齢者の負担を引き上げる
制度見直し案の概要がわかったそうです。
高所得者の保険料の年間上限額を現行の
66万円から68万円以上に引き上げるほか、保険料で
負担する総額も高齢者の人口増に応じて増やす
仕組みを導入するそうです。
同省が近く、社会保障審議会(厚労相の
諮問機関)で制度見直し案を示し、早ければ
来年の通常国会での法改正をめざす。
高齢者にかかる医療費は増加の一途で、
これを支える現役世代の負担も膨らんでいる。
このため、高齢者自身の負担も増やすことで
世代間の負担の公平性を確保する狙いがある。
見直し案の柱は二つ。
まず、年間保険料の上限額を引き上げる。
後期高齢者の保険料は原則、収入に比例して増える。
ただ年間66万円までという上限があり、年金収入なら
約888万円を超す高所得者は負担が抑えられている。
この上限額を少なくとも68万円を超える水準まで
引き上げる方向だそうです。
888万円を超えている人はどれくらいいるのでしょうか。
窓口負担も3割にしたら良いと思いますが。