高齢者施設クラスター
大阪府門真市の高齢者施設(定員44人)で
新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が
発生し、多数の入所者が死亡した問題で、
感染した入所者約40人のうち、医療機関に
入院できたのは10人にとどまっていたことが
わかったそうです。
死者の半数以上にあたる8人は入院先が
決まらず、待機中に亡くなった。
府守口保健所によると、4月12日に入所者4人と
職員1人の計5人が感染したと届け出があった。
その後、施設内で感染が拡大し入所者と
職員計61人の陽性が判明した。
保健所は感染した入所者約40人について、
府のフォローアップセンターを通じ入院先を探したが、
病床に空きがなく10人しか入院できなかったという。
施設のホームページなどによると、同21日に
入院先が決まらず療養中だった1人が救急搬送先で死亡。
これまでに60歳代2人、70歳代1人、80歳代6人、
90歳代以上4人の合わせて13人が亡くなったそうです。
病床の確保ができないと、厳しいですね。
高齢者が感染すると重症になります。