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心音から心不全を分析するAI

インドのUniversity of Keralaとスロベニア
University of Nova Goricaによる研究チームが
開発した「Unwrapping aortic valve dysfunction
through complex network analysis: A biophysics
approach」は、デジタル聴診器と機械学習モデルで
心不全の原因となる大動脈弁狭窄症を発見できる
サウンドイメージング技術だそうです。

高いコストが必要な従来の方法である
大動脈弁狭窄症の検査が低コストで行えるため、
将来的にはモバイルアプリを介して利用できるようにし、
高度医療がない地域でも活用されることを
望んでいるそうです。

研究では、デジタル聴診器で取得した
心音データから機械学習モデルで分析を
行い弁機能障害を特定する方法を開発したそうです。

音を記録する時間は10分程度、計測した
音データを点のグラフに変換してから分析を行う。

健康な心臓では2つの明確な点の集まりがグラフに
表示されるのに対し、大動脈弁狭窄症にかかった
心臓では定義があいまいな分散した点群になる。

機械学習を用いてこの違いを分析し、病気のあるものと
ないものとを分類する。

評価実験の結果、最大で100%の
分類精度を達成したという。

すごいですね。
将来は、スマホのアプリで出来るようになるので
あればよいですね。
使いたいと思います。
今の医療機器は高すぎます。