上場企業の退職
民間調査会社の東京商工リサーチは4日、
今年の上場企業による早期・希望退職の
募集人数が1万225人に達したと発表したそうです。
1万人を超えるのは昨年より3か月早いそうです。
コロナ禍で業績が悪化した企業で、人員を削減する
動きが強まっている。
3日時点で早期・希望退職を募集した
上場企業は50社。
前年の同じ日より17社多く、募集人数も4121人増えた。
業種別では、アパレル・繊維製品が8社で最多だった。
電気機器が7社、サービス(観光)、運送、外食が
いずれも4社で、コロナの影響を受けやすい
業種で多かった。
航空や鉄道を含む運送で募集があったのは8年ぶり。
企業別では、日本たばこ産業(JT)が子会社の
従業員らを含めて計2950人と最多。
近畿日本ツーリストを傘下に持つKNT―CTホールディングスが
1376人、住宅設備大手LIXIL(リクシル)が1200人だった。
募集した50社のうち、約7割にあたる34社で
最終利益が赤字だったそうです。
JTBも早期退職するようです。
毎年、大卒が就職したい企業のトップでした。
コロナの影響が大きいですね。