NPT会議、再び決裂

核軍縮、核不拡散、原子力の平和利用を3本柱と
する「核不拡散条約」（NPT）の再検討会議は
26日午後（日本時間27日未明）、米ニューヨークの
国連本部で最終日を迎えた。

コンセンサス（意見の一致）による「最終文書」の
採択をめざしていたが、ロシアが同意せず、決裂した。

会議は5年に一度開かれ、当初は20年春の
予定だった。
だが、新型コロナウイルスの感染拡大によって
4度にわたって延期。
今月1日、4週間の日程で始まった。

前回15年の会議では中東の非核地帯構想を
めぐって交渉が決裂し、最終文書を採択
できなかった。

2回連続で決裂したことにより、NPT体制への
信頼は揺らぐことになる。

ロシアや中国がいつも反対します。

なかなかまとまらないと思いますよ。