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中国の景気

中国の景気の減速がどんどん進んでいるようです。

メキシコで行われたG20サミットにおいて、
中国の指導者が各国首脳に対し中国の経済成長が
世界経済を救うことは期待しないでほしいと
ほのめかしたそうです。

以前とは全然違います。
弱気になっていますね。

2008年の米サブプライム住宅ローン問題を
発端とする金融危機では中国政府は2年間で4兆元
(約50兆円)もの資本注入による景気対策を行いました。

世界経済の復興への一助を果たしたが、
同時に中国国内で不動産バブルやインフレの加速、
不良債権の増加を招いてしまいました。

薬が強いと副作用も大きいですね。

現在の中国は国内の安定した成長を求めており、
今年の景気刺激対策も2009年の3分の1程度にまで減少し、
戦略的な側面への投資に集中しているそうです。

また、初めて不動産を購入する人への
貸し付けを規制緩和し、投資を刺激しない形で
不動産市場の活性化を図っているほか、
安定成長へ向けて金融機関の預金・貸出金利
0.25%引き下げを実施しているそうです。

でも一番重要なのは、これからはどの産業を
育てていくかですね。
結局、外資系企業が中国に進出していますが、
自国で作った企業はありません。

規制が多すぎましたね。
もっと自由に競争すれば企業が育ったかも
知れません。
そして人件費がどんどん上がっています。

外資系企業は、他の国にシフトしています。
中国も自国だけで大変になります。
他の国を引っ張る余裕はないですね。