富士フイルムの複合機販売
富士フイルムホールディングス(HD)は
4月末から、メキシコで複合機の販売を始めたそうです。
北米や中南米はこれまで提携していた
米ゼロックスの販売エリアとしてすみ分けてきたが、
昨年の提携解消に伴い自社ブランドを売り込む。
世界的に複合機市場が縮小する中、
需要が見込めるメキシコを足がかりに
北米などへの販路拡大を目指す。
メキシコで販売するのはA4の印刷ができる
3種類の小型複合機。店舗や診療所、
事業所などでの利用を想定している。
富士フイルム製品を扱う現地の代理店で取り扱いを始めた。
提携解消を受け、富士ゼロックスは
富士フイルムビジネスイノベーション(BI)に
社名変更した。
複合機分野で今後、富士フイルムブランドを
浸透させたい考えだ。
富士フイルムBIの浜直樹社長は読売新聞の
取材に対し、「ゼロックスとパイを取り合っても
発展性がないので共存共栄する。
強みを生かせるところを見つけて攻めていきたい」と
述べたそうです。
提携する企業があれば、提携を解消する企業も
あります。
それぞれ、販売拡大に必死です。